白馬三山の眺望も楽しめるモダンなそば処「蕎麦酒房 膳」

冬はゲレンデ、夏はトレッキングと観光の立ち寄りにも便利なエコーランドの入口近くの 交差点脇にある和風建築と白い暖簾が目印のお店が「蕎麦酒房 膳」です。

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天気に恵まれれば 座敷から五竜岳、白馬三山を望む好立地にあり、新潟糸魚川から運んだ民家の古材を使った 店内は太い梁や柱を生かした重厚感のある造りの中に、家具職人が手掛けたカウンターや椅子 、座卓などモダン和風な雰囲気があり、長居したくなります。

2016_0925_113204-IMG_0653白馬産や安曇野産など県内産の粉にこだわって手打ちし、店内に掘った井戸からはそばにちょうどいい水温の北アルプスの伏流水が湧き出て、キリっと引きしまったそばができあがります。数量限定の十割そばに二八そば、季節のてんぷらがおすすめです。数種の鰹に鯖をブレンドし、利尻昆布でとった辛口のつゆにマッチしています。

2016_0925_113850-IMG_0656 座敷やテーブル席の個室にカウンター越しのおしゃべりも楽しく、シチュエーションにあわせてどうぞ。

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ようこそ蔵の町・須坂へ、さあさ あがれや「そば処 あがれ家」

須坂の町並みにしっくりと馴染む白壁の建物が「そば処 あがれ家」で小林一茶の「信濃では 月とほとけと おらが蕎麦」をモチーフにした紋を使っている。

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高山の古民家の梁を用いたという店内は、囲炉裏が切られた落ち着いた佇ずまい。床に鯉も彫刻を施したり、壁に笹の模様を付けたりと御主人自ら手を入れた店内は田舎でゆったりとした空気が流れている。純粋にそばだけをいただくのもいいが、囲炉裏を囲んでゆったりと「そば&お酒」を楽しみたいときにもおすすめ。そばと酒の相性のよさをじっくり感じることができる。

2015_1024_111148-P1090475そばは黒姫の霧下そばと鍋倉のそばとをブレンドした十割の挽きぐるみで香りが良い。小生は蔵そばに天ぷらがついたものを頼むことに。そば雑炊が最初に供され、そばがき、そば味噌がついたものであったが十割そばは細打ちでのど越しもよい。

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囲炉裏を囲んだ席で日本酒を飲みながらじっくりといたいお店です。

 

自作の器で味わう田舎風二八そばに自家製漬け物!そば処「いちや」

信州上田ICに近い住宅地に「そば処 いちや」 があります。こちらのお店は地元の方にもほとんど知られていないお店なのだが、店主の牧野さんのやさしい蕎麦を求めて常連さんが通っているお店なのである。

上信越道上田菅平ICより上田市街方面に降り、自宅を改装したお店で、看板も大きくはないので、初めて訪れるには少し迷うが、発見できたときは達成感を感じるお店です。

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店内は人の家に上がる緊張感と他のお客がいる安堵感。日あたりの良い縁側からは寒風がたまに吹くも暖かい陽射しが射し込んでいます。

2014_0321_120519-P1040404ざるそば800円を頼むもメニューには一品料理が充実しており、「ふぐの子ぬか漬け」300円も頼むことにしたのだが、店主にちょっと塩辛いですよと言われてしまった。そかしこれがなかなか美味しかったのである。(お酒が飲めないのが残念)

2014_0321_121809-P1040405そばが出てくるまで「独活の千切り」が出てきたり、「自家製の野沢菜」が出てきたりしてお茶請けでそばが出てくるまでの時間が過ごせます。出てきた細めに切り揃えられた蕎麦は長野県浅間山麓産の石臼挽き蕎麦粉を使っての二八そばで、店主の繊細な作業を感じさせ、食べる前に蕎麦の香りを確かめると、確かな蕎麦の香りがします。食感は程よい柔らかめ、空気を入れながらズッズッと食べると蕎麦の香りが口の中いっぱいに広がる。

2014_0321_123601-P1040407薬味には青首大根、葱が添えられ、ワサビは無し。そばつゆは辛口でも甘口でもなく中間、さらっとしていて蕎麦同様、やさしいそばつゆであった。

戸隠で異彩を放つ女性が喜ぶデザート充実そばCAFE「蕎麦切茶房 戸隠日和」

戸隠には「うずら屋」「そばの実」「極楽坊」といったお気に入りの店もあるが今回は2014年4月に開店したばかりの「蕎麦切茶房 戸隠日和」を訪れます。

2014_0914_102654-P1050310戸隠手打ち蕎麦蕎麦職房「華僑」の職人であった店主が開いたお店は戸隠バードライン沿いの戸隠そば博物館とんくるりんの北隣にあり、駐車場も広くとってある。

2014_0914_094814-P1050303広い店内には、戸隠連峰がガラス越しに望める小上がりに4人掛けの座卓が3卓、バードライン側の窓席に4人掛けテーブルが3卓。中央に12人程が座れる長テーブルがどしりと存在感をだしていた。

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お通しに蕎麦の揚げ団子あんかけがでてきた。そばのかりんとう等が多いので珍しい。

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オーダーはおすすめの中から「花かごそば」1404円を注文。もちもちとした二八そばに天ぷらときのこの和え物、南瓜のあんかけの小鉢がついて、食後にコーヒーとデザートがついているのである。彩りも良く食欲がそそられるお得感満載である。蕎麦の挽き方にもこだわり、実の中心部よりも外側の部分を多めに使い、石臼で割ってから挽いている(挽きぐるみ)を使い、そうすることで、蕎麦の風味が引き立ち、モチモチ感を出している。麺に少し茶色っぽいものが混ざっているのはこのためであるが、戸隠蕎麦特有のボッチ盛りで供された蕎麦は細打ちでのど越しのよい戸隠そばを示現していたのである。 夏から秋にかけては戸隠の野菜がおいしい時期でもあり、旬の戸隠野菜の天ぷらも美味しい。

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もう一つのおすすめメニューである「日和そば」1,188円。女性客に人気だというそれは、冷たいお蕎麦の上に、素揚げした旬の野菜と信濃地鶏のササミが載り、汁をかけていただく。お蕎麦はモチモチとした食感で汁とよく絡み、信濃地鶏や野菜との相性も抜群で一皿食べるとおいしくお腹いっぱいになり、ヘルシー感もあって女性に人気なのもうなずける。 そのほか、そばプリン324円やアップルパイ486円などの自家製スイーツ、季節のジュースなど、体に優しいカフェメニューもそろっているのが嬉しい。デザートのソフトクリームは濃厚で自家製いちごジャムと相まってこれも美味しかった。

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平日限定の十割そばやそばプリンを食べに来たいもので、女性客が喜びそうなお店である。

地獄から極楽へ手繰る粋な江戸情緒あふれる手打ちそば屋「かんだた」

長野市権堂商店街を少し入った所で右に曲ると提灯が目にとまり、ビルの奥の隠れ家のような石畳の小路の突き当たりに、落ち着いた佇まいの蔵造りの建物「手打ちそば屋 かんだた」はある。

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「かんだた」の店名は芥川龍之介の「蜘蛛の糸」にでてくる主人公の大泥棒「かん陀多」から引用。お店の細い蕎麦を、「細くて切れやすい」ということで、蜘蛛の糸にたとえており、献立表にも地獄・極楽や鬼、油地獄といった怖そうな名が並ぶ。例えばそば湯をかえしを加えた熱いそばが『釜ゆで』、粗くおろした大根でさっぱりいただく冷やかけそばが『鬼おろし』、そばを揚げたあんかけ焼きそばが『油地獄』といったネーミングである。

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お店は一階がカウンター席のみ7席で2階が天井に梁が渡る小上がりの座敷席である。バリエーションの多いつまみに純米酒そして低価格は嬉しいメニュー構成。そば前酒には冷酒で大信州と帰山といった純米酒が並ぶ。

2014_0804_114315-P1050188〆のせいろは夏野菜の小鉢4品がついている「にぎわいセット」1030円を頼むことに。どうしたわけかこれには怖そうな名はついていない。夏野菜の小鉢は根采の煮物、トマトの冷煮、茄子の冷煮、サラダである。おすすめメニューを見てもどれも400円台の上代で頼みやすく、お酒もグラスである。

2014_0804_115155-P1050189平日お昼はサービスで大盛りができるとのことで食いしん坊な方は大盛りを頼むのがよいであろう。細く軽く粋な江戸風そばとして、そば粉10つなぎ2の外二の蕎麦は、素朴な感じであるが噛みしめた途端に風味が押し寄せる独特な味わいで、一ヵ月寝かしたかえしにダシを効かせたつゆは、やはり江戸風の濃い目の味に仕上がっている。

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おすすめは、「かんだた」ではそばを粋に手繰っていただくために、軽めの盛りになっているので『極楽セット』を注文するのがよい。小盛りの油地獄、 いなり一個、 手打ち、または、釜ゆでの組合せの人気メニューです。油地獄というあんかけ焼きそばがとても美味いのだがいなりは2個ほしいところである。

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名店「おお西」初の暖簾分けで製法から心まで引き継ぐ「手打蕎道 奈賀井」

鹿教湯温泉の近く、国道254号沿いの分かりやすい立地にある「手打蕎道 奈賀井」。立派な看板は主人自身が彫ったものです。

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上田市柳町のそば店「おお西」から暖簾分けされたお店で、更科・挽きぐるみ・囲舎そば等すべて同じ品揃えでメニューをだしている。キノコ栽培の作業所を改装した店内には、古い農具や籠を使った照明、戦中から使われている薬箱など貴重な品々がさりげなく置かれており、広々とした店内に一枚板の長テーブル席と一段上がった4人座卓席が6卓が暖かい照明にてらされて落ち着いた雰囲気である。一枚テーブルも手づくりです。

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妻と二人も挽きぐるみ850円を頼むことにした。この店はすべての蕎麦が十割で打たれており香りが良い。十割なのにコシがありながら固くなく、蕎麦の長さもしっかりあり、喉越しがよい。口に含んだときに蕎麦の香りと甘味が膨らむ。そばつゆが面に負けないよう返しがきいた濃いめのつゆであった。そばつゆとそば打ちの水は超軟水の天然水を使用しているので、そば本来の旨味を引き出しています。

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そば湯もしっかり味わえ、量もあり大満足であったのである。

 

 

 

 

 

 

飲み飽きない日本酒と手作りの酒肴に感動!信州松本「蕎麦倶楽部 佐々木」

蕎麦屋が「蕎麦倶楽部 佐々木」である。石畳が新しくなった緑町にそば処とBARが同居した個性派店である。ナマコ壁つくりの外観からは店内の雰囲気は想像できない。

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通された100年を超す松の一枚板カウンターの席でそばをひとすすりというのもおつなものである。カウンターの前にはスコッチやウォッカが並びBARの雰囲気である。日替わりの黒板メニューも、そば屋にもバーの枠にもとらわれないオツなものばかりである。みなさん安曇野豚の生ハムを頼んでおられた。

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日本酒も松本の美寿々酒造の「純米吟醸 美寿々」と木曽の湯川酒造店の「十五代九郎右衛門」といった銘酒が並ぶ。クラッシックやJAZZが流れる店内で美酒とともにおいしい蕎麦を楽しめるのである。

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もりそば800円を注文する。蕎麦は石臼挽きの地粉をお店の地下水で打ち、透明感と細打ちながらも角がピンと立っているキリっとした蕎麦に仕上げてある。薫香が鼻に抜けるつゆがまた美味い。

小諸産の蕎麦の味と香りを脇本陣代で味わう信州小諸「そば七」

小諸には「草笛」や「丁子屋」といった老舗の蕎麦屋があるのだが、ここは雑誌にも最近よく載っている「そば七」にしたのである。江戸時代、北国街道の宿場町として栄えた小諸宿で脇本陣代であった築200年の建物を改築したお店が「そば七」である。小諸市本町の街おこしの先駆けともなったらしく、以前は土日営業であったがそれでは街おこしにはならないと通常営業になったとのことであった。

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脇本陣代であった頃を物語る店内は天井に明かり取りがあり、その下が帳場であったという。店内は明かり取りの下に円型テーブルが置かれ、奥には座敷席が設けられているが、円型テーブルに座ることにした。

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1日10食限定の「石臼手引きざる」1200円は来た時間も13時近くで残念ながら売り切れであったので、仕方なく「ざる」800円を注文することにした。この店はそばつゆが鰹節と宗田節、サバ節を使った冷たい「並みつゆ」、並みつゆに煮干しだしと生椎茸と玉葱を加えた温かい「特つゆ」、辛味大根のしぼり汁を使った「おしぼり」の3種類の中から選択するようになっていて値段は同じである。本当は「特つゆ」がオススメらしいのだが妻が椎茸嫌いなので「並みつゆ」でいただくことに。

2014_0209_125435-P1040281 標高700Mを越す浅間山麓は、朝晩の寒暖の差が大きく、冷涼な気候から甘味の強いソバが生まれ、そんな小諸産のソバのみ使用していて、店の入り口にはソバの生産者の名前が掲げられているのである。

でてきた蕎麦は普通より太めのニ八そばで、しっかり噛んで食べることで、より強くそばの味わいを感じられるとのこと。太目の麺は好きではないのだが、ここの面は太いながら喉越しは悪くない。薬味もワサビはなく、大根おろし、ねぎとゆずが添えられていた。また小鉢の野沢菜と蒸かしたジャガイモがなかなかおつであった。

結構一品料理も豊富であったが、あえて天ぷらは出していないとのこと。酒も地元の大塚酒造の「あさまおろし」のみであり、こだわりを感じる。メニュー表はあるものの壁一面に張られたメニューが古くて新しさを感じてしまった。

信州戸隠で味わう珠玉の蕎麦と酒に温もりを感じる店「蕎麦処 そばの実」

信州戸隠の絶景・鏡池へと続く道の入り口に、戸隠の風景に馴染むようにと考えられて建てられた建物が佇む、そば処「そばの実」は言わずと知れた名店である。

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新そばの時期や繁忙期には全国各地から人が押し寄せるのだが、丁度この日は11月の連休と正月前の端境期だったのか11時の開店前でもまだ駐車場は空いていて、混雑を予想し10時に来たのだが肩透かしを食ってしまったのである。しかし、早く来たかいがあり、席は一階の大きな窓側のテーブル席に着くことができたのである。

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店内にはさりげなく花が生けられ、古い調度品がセンス良く飾られている。

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蕎麦は戸隠産、信濃町産の玄そばを、挽いた時に香る風味が失われないよう冷蔵庫に保管、使う分だけ石臼で自家製粉するほか、磨きや石抜き、脱皮といった機械もそろえ、すべての工程を行っている。妻は新そばの香り高き「ざるそば」と「妙高雪えびの搔き揚げ」そして小生は冬ならではの「雉汁そば」を注文したのである。

でてきた艶やかな蕎麦は野趣豊かで喉越しも格別、相性のよいつゆとともにのどの奥へと滑るように落ちていく。さらに、そばに使う水はすべて年間を通じて水温が8℃の清冽な地下水を使用し、その水がそばをキラキラと輝いているうちに食べると水もごちそうであることがわかる。

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「雉子汁そば」は温かい甘辛の漬け汁の中にきのこや油揚げ、ニンジン、ねぎなどが入り、そこに雉肉やそばを好みの量を入れながら食べる一種のとうじ蕎麦である。佐久で育てられた雉肉は煮込んでも柔らかく適度に脂がのりジューシーでさえある。卓上コンロの火とともに身も心も温まる一品であった。

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ここには市販されていない希少な日本酒、佐久の花酒造の「閑雲野鶴」「五稜郭」といったすっきりとした上品な味わいは、そばと互いの味を引き立てあいつつ楽しめる。

2015_1213_112309-P1090698 店内を切り盛りする女性スタッフの応対も常に朗らかで、料理、人、酒の三拍子がそろい美味しく、心地よい一時がすごせます。

信州高遠の城下町にある土蔵で歴史ある高遠そばをたぐる!「壱刻」

JRバス高遠駅に車を入れて、蕎麦を食べに向かいの「壱刻」を訪れる。 隣の酒店が味噌の貯蔵に使っていた明治24年の醤油酒蔵を丁寧に再生したという城下町高遠らしい落ち着いた佇まいの中で、自家製粉した手打ちそばがいただけるのです。

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土蔵に手を入れた店内のテーブルや椅子は地元の作家の作品を使い、重厚感のある空間に仕上がっていて、ジャズがさりげなく店内に流れる。

そばは二八、丸抜きの十割、挽きぐるみの十割、と変わり蕎麦の4種類から選ぶ。抜きの十割と二八での「高遠そば」を注文する。高遠産のほか季節に応じて全国から選りすぐったそば粉を使い、香りの高さと甘味の深いそばに仕上がっている角の立つ細切りの蕎麦は、「辛つゆ」で食べるにはもったいないぐらいであるが、辛つゆによく絡み美味いのである。壱刻では薬味にネギと大根おろしをいれるようになっている。 辛つゆで食べたあとに少しづつそばつゆを足していくことも出来、風味を引き立たせる上品なそばつゆとのからみ具合も絶妙である。

2015_0607_114527-P1080233 女性向けにそば白玉ぜんざい等の甘味メニューも小気味よく揃えている。小生の妻は女性であったので当然食後にそば白玉ぜんざい(温)を注文していた。餡は高遠まんじゅうの老舗亀まんの餡を使っている。

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