土と手仕事が実るぬくもりの館!農家レストランの草分け、信州望月「職人館」

そば屋らしくないお店の名は「職人館」。佐久というよりは旧望月町にあり、食材にこだわったお店で一度いっていただきたいお店です。

望月町は名馬の産地で知られ「駒の里」と呼ばれおり、中山道の宿場町の面影を残します。県下有数の米どころで、そのどこまでも広がる水田に囲まれた田園地帯の中に立つ古民家を再生した店が「職人館」です。職人館という個性的な名前は、戦没学生の絵画などを集めた「無言館」の館長さんが名づけ親とのことです。

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昔情緒漂う祖父の古民家を再生し、日本での農家レストランの草分け的なお店であり、農水省の第1回「料理マスターズ」を受賞している。附近の「長者原」「御牧」などの高原でとれる玄そばを100%地粉にこだわって石臼挽きした手打そばをだす人気店である。しかし実はジャンルにこだわらない創作料理が得意なのであり、自由な発想法からは自由なそば料理が生まれる。

障子ばりの門をくぐると中は広い板の間にドーンと低く長いテーブルがおかれお客が二列に並んで思い思いに食している。奥には4人掛けのテーブル席もあるが早くから予約をいれるか、偶然の産物でしかないであろう。

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案の定長くて低いテーブルというよりは卓の前に案内される。メニューにはもちろん普通のそばもあるが野菜を主体にした創作そば料理と聞いていたので普通の蕎麦をやめて本日の変り蕎麦を聞くと「クスクス風そば」とあとは「かぼちゃ のニョッキ」はいかがですかと言われ注文する。

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あたりを見回すと「そばのリゾット」「高原豆腐」を食べているひとが多い。なにかのコースになっているのではと思いメニューを見ると 「野にきけ膳」や「山にきけ膳」といった日々の山野、畑と相談メニューがあり、これのようである。ようは山里の風土にめぐりくる季節の食材にあわせて、イタリアン・和・フレンチ・・・・・と、田舎風に料理してくれるのである。

運ばれてきた「クスクス風そば」はタイ風チャーハンの米の代わりにそばを刻んだものがはいっており「そばのリゾット」と似ている。美味しかったが「かぼちゃのニュッキ」は普通のニュッキであった。

最後にしめで土の恵みが詰まった「石臼挽き十割そば」の小盛を頼むも時間がかかり過ぎたとのことでお店が普通盛りにしてくれ、かつ冷やしトマトもサービスしてくれたのである。十割そばは滋味深く、辛めのそばつゆとの相性は抜群であった。小盛にしなくてもペロリと胃に収まるのである。そば湯もあつあつで洒落た器で供される。

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ベストな選択は二人で創作料理ひと品にそれぞれ十割そばを頼むのが良いのではないか?しかし白ワインが欲しい

 



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