石臼の粗挽きで巧みなブレンドの風味豊かなそば!南信州阿智村「蕎麦屋 勝縁」

毎年恒例の5月の南信州月川温泉花桃の里のシーズン到来で、阿智村のそば屋といえば、来るたびに訪れる、中心地から少し離れたところにある国道153沿い(最近は中馬そば街道と言われる)の蕎麦屋「そば 勝縁」である。仏典にある言葉で優れた良い縁のことである。

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南信濃の豊かな自然に溶け込んで佇む店の外観は屋根瓦が印象的な和風の建物で、玄関には手書きの看板が出迎えてくれ、周囲を植栽し石臼を配して、そば屋らしさを演出している。

2013_0504_102921-P103007310年程前に阿智村の中心地から移転したお店は、座席数24席、靴を脱いで店内に上がり、木をふんだんに使った寛げる空間になっている。ガラス窓の向こうは緑の木々、東南の窓からは南アルプスが見える。板敷きの間にセンスのいいクルミの木を使った大きなテーブルと三角の椅子が洒落ていて、窓外の森の緑の木々との対比がとても美しい。

2013_0504_105711-P1030074奥の4人架けのテーブルに座りざるそばを注文する。ここの蕎麦は地元伊那谷で獲れた「信濃1号」特有の野趣と、甘味、風味、香りが強く、コシがあって喉越しもよいとされる茨城県産「常陸秋そば」をあわせてブレンドし、洗練されたい細打ちの囲舎風ニ八そばである。
風味豊かで絶妙なバランスの粗挽きニ八そばにはホシ(黒い粒)が点在しており、粗くて透明という言葉がピッタリである。 そばつゆはすっきりしていてそばとの相性もよく、蕎麦を盛った漆の板は南木曽の木地師さんによるもので、ここでもセンスの良さが光る。

2013_0504_110516-P1030075ちなみに以前来た時は「花わさびそば」を食べ、実は写真で見える天ぷらはおすすめである。

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