竹林と広葉樹に囲まれた草庵で伊那谷の絶品そばを味わう!信州伊那「こやぶ竹聲庵」

伊那谷の米を木曽谷へと運ぶために、江戸時代の元禄年間に開通した権兵衛峠越えの交易路は、権兵衛トンネルが開通し車で楽々と中央アルプスを越えることができるようになりました。そんな権兵衛トンネルの手前、伊那谷を見下ろす山の中腹に建つ、庄屋の住居のような佇まいをもつお店が「こやぶ 竹聲庵」です。

広葉樹に囲まれた入口は秋には見事な紅葉が楽しめます。かつては竹林に囲まれていたので、竹の聲(声)を聞くという意味で竹聲庵と名付けられました。

古民家の低く狭い戸をくぐって玄関で靴を脱いで店内に入ります。梁のある店内には囲炉裏が3つあり、座敷側の大きな窓には滴るような深い緑が折り重なるように見え、窓が閉まっていても、樹木が放つ芳香が漂ってくるようです。町中からやってくると、雄大な風景とその涼やかな風情に、一気に汗もひいてしまいます。

地元・伊那谷で収穫された玄そばを自家製粉した挽きぐるみを使った少し黒めの十割「ざるそば」は2枚で1030円。薬味にわさび、おろし大根、青ネギそして伊那らしく焼き味噌がつきます。少し辛めのもり汁に自分の好みでアレンジしていただけるので2枚とも変化が楽しめます。