信州戸隠の歴史と伝統を今に伝える寺方そば!「そば茶屋 極楽坊」

戸隠のそば銀座ではなく、水芭蕉やカタクリなど、山野草が咲き競う越水ヶ原、戸隠スキー場の看板を右折してすぐに左折する奥社への参道沿いに立つ少し奥まった場所にある蕎麦屋さんが「そば茶屋 極楽坊」です。景観への配慮か看板はなく、紅色の生地に白抜きで梅鉢の紋に極の字の暖簾がひときわ目を引きます。

2013_0823_105457-P1030561

戸隠神社の宿坊である「徳善院蕎麦・宿坊極意」から暖簾分けされた店であり、しっかりと戸隠蕎麦の様式を受け継いでいる。ひとつまみずつまとめた形の「ボッチ盛り」は元々神様に奉納する時の盛り方といわれ、地元の根曲がり竹で編んだ平らな籠の上に盛る、戸隠神社へ詣でる信者へのハレの料理として伝わったのです。

古民家の佇まいを感じさせる店内は落ち着いた雰囲気であり、カウンター席にテーブル席、畳敷きの和室と少人数から家族連れまでゆっくり過ごすことができる。また角に設けられた和室では囲炉裏を囲みながらそばを味わうこともできる。ジャズが流れるなかくつろぎの空間である。

2013_0823_105855-P1030564

食前にそば茶とそばかりんとうが供される。そばはニ八の細打ちで、戸隠そば特有の「ボッチ盛り」5ボッチが上品に盛りつけられ、食べると香り豊かで力強い食感である。ツルツルとしたのど越し、麺の長さも昔ながらのものです。そばつゆもきりっとした辛さの中にふんわりと甘味がのぞいている。薬味はネギと大根おろしは添えられているも定番の山葵がないのが特徴です。水切りせずに出される戸隠そばにもまけず、そばとつゆの相性がよく実際薬味は必要ないように感じる。

2013_0823_110158-P1030565

旬の野菜をふんだんに使った天ぷらが格別においしく、店の方の丁寧な対応と笑顔、古民家風の和モダンの中でくつろぎの時間、おいしいお蕎麦、至福の時間を過ごさせていただきけます。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です