信州御代田町で発見!達磨翁グループ「浅間 翁」

そば職人・高橋邦弘氏率いる翁達磨グループのお店が御代田町の雪窓公園の向かいにオープンしたのが「浅間 翁」。主人は山梨県長坂町の「翁」をはじめ各店で10年間修行を積んでこの地で開店されたとのこと。これまでに「安曇野 翁」「おぎのや」「蕎麦 にしざわ」といった翁達磨Gを訪れていたのだが、このお店はどうであろうかと楽しみにやってきたのである。

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雪窓公園の向かいにあって自然と調和した落ち着いた外観が目をひく。建築設計は「蕎麦 にしざわ」と同じ円コーポレーションで全体的な雰囲気はにしざわに近いものがあるように感じられる。広々とした店内は個室も2室設けてあり、テーブル席に小上がりの座席と用途はさまざまである。メニューに目を向けると、白目細打ちの「ざる」790円と黒目太打ちの「田舎」の840円の2種であるが、翁といえば二八です。

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ざるは翁特有のこしがあり、喉越しも上々で、いわゆる二八の洗練された蕎麦という感じで、翁風といえば翁風の蕎麦なのです。これは翁の蕎麦を食べ歩くとわかります。最後に蕎麦湯をいただくも、これはとろとろの蕎麦湯で美味であった。因みに田舎は土日限定ですので注意してください。

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軽井沢の喧騒から離れて是非立ちよっていただきたいお蕎麦屋さんです。

 

信州中野でいただく“幻の蕎麦”富蔵そばと笹ずし 「郷土食堂」

そばの繋には普通小麦粉が使われるのですが、山ノ内町の須賀川や飯山市以北の富蔵あたりでは、繋にオヤマボクチという植物の繊維を使うオヤマボクチそばが主流です。そんな富蔵そばを中野で出しているお店が「郷土食堂」です。“きょうど”ではなく“ごうど”と読みます。

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店内に入ると右手にテーブル席、左手は小上がりの座敷席とごく普通の蕎麦屋さんという感じで、メインは手打ちざるそば(770円)と笹ずし(1個108円)です。これは飯山市富蔵のあるお蕎麦屋さんと同様のメニューです。お通しのお新香には野沢菜漬けがでてきます。

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十割そばでありながら山ゴボウ(オヤマボクチ)を繋に使っているためか、少し太めなのだがコシがあり且つ風味もあり、なんといっても喉越しがよい蕎麦に仕上がっています。薬味にわさびはなくテーブルに備えてある上越の食文化が伝わる『カンズリ』を使います。これが鰹だしのつゆの甘味の中に、ほど良い辛さが感じられ間違いなく相性が抜群です。

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副食の笹ずしは上杉謙信に野戦食として贈ったといわれ、謙信寿司とも呼ばれます。殺菌効果のある笹を敷き山菜やシイタケ・胡桃などを細かく刻んだものを酢飯の上に乗せています。柔らかく甘味のある味付けは酢めしとよくあっています。

最後はそば湯でしめます。